10月の天気のいい日曜日、長女が通う中学校の学園祭に、家族みんなで行ってきました。3年生の長女は、クラスと委員会と部活、それぞれの準備に精を出しており、特にクラス展示は、お化け屋敷が結構怖い仕上がりになっているらしく、私たちも楽しみにしていました。
5階の教室に着くと、外側の飾りがすでに恐怖感抜群で、顔の崩れた生首などが飾ってあります。そして教室の中からは本気の悲鳴が次々と聞こえてきます。この時点で、怖いのが苦手な三女の顔は、もう蒼白でした。順番を待っていると、知り合いのご夫婦が教室から出てきて、
「怖すぎる… 娘のクラスじゃなかったら絶対に入らないわ!」と(もちろん笑いながら)と言いました。
もう三女の心は打ち砕かれてしまいました。みるみるうちに涙があふれてきます。「せっかくお姉ちゃんが中でお化けしてるんだから、行ってみようよ」と誘っても、もう決めたのです。結局彼女は受付係のお姉さんと、外で待つことを選びました。
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