映画「セント・オブ・ウーマン」(1992年 アメリカ)

 全寮制の名門高校に通う主人公は、帰省するお金もアルバイトで稼がなければいけない苦学生。その彼が、盲目の退役軍人の身の回りのお世話をする仕事を、その家族が旅行に出ている間請け負うことになりました。
 しかし、頑固で毒舌家な性格の軍人「中佐」は、家族が出かけた途端、「ニューヨークに行くから一緒に来い」と命じます。最初は拒絶した主人公も、「ある計画」があるという中佐に強引に連れられるまま、驚くほどの豪遊に付き合っているうちに、彼の人間としての魅力と、その奥に隠された孤独に共感を覚えるようになります。そして、その「計画」が明らかになった時…
 中佐を演じるアル・パチーノの凄まじい表現力が見ものです。中盤のタンゴを踊るシーン、最後の演説の場面… 圧巻です。

西方山 極楽寺

大阪府八尾市にある、真宗大谷派のお寺です。

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